●小原温泉の白石川にかかる遊歩道の吊り橋の下流にあるのが「かつらの湯」です。小原温泉の駐車場から少しだけ歩いた先にあります。受付で入浴料を払い、その先の暖簾の下が浴室です。川岸の岩盤をくり抜いたような浴室で、中は湿気でムンムンしていました。

●簡単な脱衣所と長方形の浴槽があり、なぜかシャワー室もあります。ですが、浄化施設を持っていないので石鹸やシャンプーを使用することはできません。源泉は2箇所から注がれ、一つはシャワー室付近の片隅から、もうひとつは浴槽底の一角から湧き出ています。基本的には、足元源泉のようで、源泉の真上に浴槽を造ったのでしょう。

●お湯は無色透明で、香味豊かな鉱物臭のほか、わずかにタマゴ臭を感じます。サッパリした浴感ですが、鮮度がとても良く、満足感の高いお湯です。なお、白石川の中からもお湯が湧いていて、堰堤下の中央付近を注意深く観察すると、湯気が上がっていることに気づきます。

(2011.11.19記)


白石川に架かる吊り橋の先の狭い土地に「かつらの湯」があります。


川岸の岩壁を掘り込んだ下にある「かつらの湯」は、洞窟のようです。