●豊富な水量を誇る阿賀野川沿いにあるリゾートホテルです。以前は小さなスキー場も併設していましたが、現在はスキー場は閉鎖されリゾートホテル経営に一貫されています。某テレビドラマのロケ地にも使われたようです。思いのほか泉質が良かったのご紹介します。
●館内には本館大浴場(内湯、露天風呂)、別館浴場、それに離れたところにある貸切露天風呂(荒戸の湯)があります。本館大浴場な内湯、露天風呂ともに循環ろ過&塩素殺菌のお湯なので、源泉の面影は完全に消失しています。しかし、別館浴場と貸切露天風呂は源泉そのままの掛け流しのお湯で、濃厚な泉質が楽しめます。ちなみに、本館大浴場の露天風呂は内湯から流れ出るお湯を溜めたものなので、かなり温いです。
●別館浴場は小さい内湯ながらも、明るい窓に面し阿賀野川方向の景色が楽しめます。肝心のお湯は茶褐色に濁り、土類系らしい芳香とサビ臭に満ちています。浴感としては、ややキシキシ感に属し、湯上り後はスベスベ感に変化します。また、多少のカルシウム臭も伴います。湯温はやや熱めの45℃くらいですが、清涼感を伴うこのお湯は心地よいものです。
●さて、敷地内の離れたところにある貸切露天風呂は予約制です。私が入浴したのは夜間でしたが、フロントに行くと鍵の入った籠と手提げランプを渡され、指示された方向に暗い中をトボトボと歩きます。玄関から300mほど歩いたところに2つの露天風呂があります。新館よりはやや温めですが、静寂な闇の中で独り入るお湯は、湯の流れる音、風による樹々のざわめき、何やら自然の音をBGMに格別な湯浴みです。フロントで話を伺うと、怖くて入れずに戻ってくる宿泊客もいるそうです。
●ある意味、循環ろ過と塩素殺菌によって、これだけお湯の質が劣化してしまうということが良くわかる好例と言えるかもしれません。
(2018.05.06記)
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上の写真のとおり、ゆったりとした敷地に広がるリゾートホテルです。

別館の浴場は新鮮な源泉が楽しめる湯で、これはなかなか良いです。

敷地内の離れたところにある貸切露天風呂は、なかなかの風情です。

本館大浴場にある露天風呂です。循環ろ過の排湯で塩素殺菌ありです。
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